BricoCross Berencross Meulebeke UCI2

ヨーロッパに移動してきています。いよいよ今年もこの時期がきたなぁと思います。今年は遠征をかなりコンパクトにしています。10月の一か月で8レースをこなし、11月早々には帰国します。

今年は去年と違い、更に契約レース数が増え、ヨーロッパで出るレースは全て契約をさせてもらうようになりました。去年のレース結果は怪我以降振るわなくて、目も当てられないほどだった。それなのに今年は契約条件が良くなっている。もちろん、レース結果で応えたくて去年も必死だったですが、主催者の方には結果以外のなにかで評価していただいているようです。すごく歯がゆい気持ちですが、有り難く思い、結果としても人としても応えていかないとだめだなと思う今年のシーズンです。

初戦は去年に脚を痛めたレース。毎年、色々とあって、結果どうこうより、まずは身体が無事にあってほしいとも思うようにもなりました。レースする以前の問題ですが。。とにかく思いっきり力を出し切るレースがしたい。今年はそれが一番の目標。運動会のスローガンみたいやけど、、。

初戦のレースは下記のレポート内にあるようにメカトラブルで初めの15分ほどで遅れました。でも、問題はメカトラより、バイク交換後にペースがすごく遅かったこと。あれはイケてなかった。時差ぼけや移動疲れうんぬんの問題ではなかったと思う。

今週末は2連戦、土曜日にBricoCross Lokeren、日曜日にSuperPrestige Gietenです。ハードだけど、とりあえず、土曜日に力いっぱい走って、日曜日はどうせきついのでまたそのときの力いっぱいで頑張ります。

では、レースレポートです。

欧州入り後、2日後にレース、Meulebeke。

去年のこのレースで他選手のバイクが脚に当たり、そのあとは我慢のシーズンとなった。そして、今年はそのレースが自身の欧州クロス遠征の開幕初戦。緊張はないものの、とにかく今年は無事にレースを終えたいと思った。このレースはコースがコンパクトで忙しないコースレイアウトになっているので、そのおかげで完走率も上がるし、比較的気楽に挑める大会だった。

本大会のジュニアクラスではJustinが出走。完走し、良いレースをしていた。

試走を終え、空気圧をセット。レースに挑む。パパッといつものルーティン。レースに備えた。いつも開幕は色々と忘れることがあり、今年も早め早めの行動で気持ちを落ち着かせた。

出走者は40名ほど。だいたい30位以内に入りたいなぁと思ってスタート。U23の選手とも混走。若い選手は血の気が多いのでコンタクトが多くなる。またもや脚にたまたまバイクが当たったけれど、今回は急所ではなく一安心。こんなことでびくびくしていられないけど、去年のことがあるのでどうしても過敏になってしまった。スタートは綺麗に決まったと言えないまでも1周目は比較的スムーズに終えた、しかし、バイクに異変を感じたのでピットインするか迷ったけれど、かなりのハイスピードレースで小集団から遅れるとかなり厳しい展開になると判断しレースを続行した。

しかし、2周目になり、バイクトラブルでペースダウン。ピットインし、バイク交換。パックからは15秒ほどは遅れてしまった。自力で前を追ったが、パックから遅れた一人に追いついただけで、なかなかペースを上げれなかった。目に見えてバイクが進んでなかった。そしてそのまま足切り、-4Laps 。33位。

photo @StanVandendriessche

バイクトラブルで遅れたのはいいとして、そのあとのペースを上げていけなかった。バイクの異変を感じた時点でバイク交換をし、異変の感じたバイクでレースを続行するべきではなかった。バイクの異変のせいで身体に変な癖がついてしまい、バイク交換後のペースダウンにもつながった。

時差もあり、パフォーマンスを出しにくいレースになるのは間違いなかったが、しかし、ハイスピードレースだから集団にいればどうにかなった。トラブルが起こるまでギリギリ完走するかしないかのいつもの集団にいれていたので、次回に期待したい。


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