久々に参加させて頂いた大会。だいたいいつも世界選手権と被っているけど、今年は世界選手権に出れなかったし、そこは切り替えて丁度いいやと思って桂川に参加させて頂いた。レースも、スタート位置が後ろだったけど、まぁ脚さえあれば問題ないし、のんびりスタートして半周でトップまで上がらせてもらった。レース中もたくさんの応援を頂いて、できる限りリアクションさせてもらってましたが、たまにしんどくて余裕なかったです。
コースはドライで地面のバンプが細かくペースが上がりずらかったけど、ケイデンスを高めに保って走れば特に問題なかった。キャンバーはだいたい独自のラインで。階段横は皆さんの期待に添えるようにできる限り乗車でクリアしていきました。楽しんでいただけましたでしょうか。
ヨーロッパのレースの転戦後だったので、レース中はかなりほっとしたきもちになり、同時に気を引き締めないといけないなとも思いました。自分の立ち位置、目指している世界を改めて認識させてもらいました。
そして、レース当日、東洋フレームブースにお越しいただいたみなさま、どうもありがとうございました。僕と写真を撮ってほしいと言ってくれる子供たちがちらほらと寄って頂き、なんとも嬉しい時間でした。みんな、自転車を通じて楽しんでくれていると嬉しいですね。
では、ブログを転載させて頂きます。
オランダ2連戦後、ベルギーへ帰宅。帰宅後は急いでパッキング、来シーズンのこともぼんやりと考えながら家の片付け、そして月曜にベルギー出国、火曜に日本に帰国。
帰国後は例年まれにみる時差ぼけ全開で自転車に乗っても眠気が飛ばないが、とりあえず桂川に向けて身体を調整し、レースに臨んだ。
天候が心配された週末だったが、天気は僕が出場するC1の時は晴れていたので気持ちよく走らせてもらった。東洋フレームのブースも出してもらい、たくさんの方とお話させて頂いた。
この日は900人を超えるエントリー数だったため、試走も大渋滞。それでも、ポイントポイントだけ抑えて、あとはレース中に調整することにした。この日はドライだったのでChallengeタイヤのシケイン、1.6Bar、でスタートした。
スタート位置は57番目。それでも、コース前半は道幅が広いので1周もあればトップまで出れるかなと思った。スタートは綺麗に決まり、コーステープギリギリで順位を上げていく。思ったより快調に順位を上げれ、初めの半周でトップへ。けれど、ロケットスタートをやり過ぎて、脚が疲れたので少し休憩。その間にトップと20秒差まで開いた。20秒も半周あれば追いつきそうだったので脚をもう一度スイッチ入れなおして、トップをキャッチ。そのあと、2人パックで先頭を築いたが相方がパンクしたので遅れてしまった。もう、しょうがないので、そこからはペースを上げ直して全開でゴールまで。2位と約2分差の1位でゴール。
後半は脚がきつくて、ポカミスもしたけど、最後まで安定したラップタイムを刻めたと思う。レース中、ヨーロッパで感じた自分のバイクの印象と日本で感じる自分のバイクの印象が大きく変わっていた。これも新しい発見だった。
ヨーロッパから帰国後、日本のレースを走らせて頂くとヨーロッパで走っている世界がどういうものかと改めて感じるし、そこにトライしている事実に改めて気づく。そして、ヨーロッパで孤独に感じていても多くの人が僕を応援してくれ、見てくれていて、そして支えてくれているのだと感じた。
レース中は同じC1の選手がラップアウトするときに快く進路を譲って頂いて、皆さんもそれぞれのレースがあるので、すごく申し訳なかったです。僕のせいで順位が前後された方がいましたらすいませんでした。そして、コース脇からたくさんの声援を頂き、とても嬉しかったです。どうもありがとうございました。
次戦は今シーズン最終戦、柏原クロスです。
All Photos by KeiTsuji
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