シクロクロスミーティング第4戦 飯山

日本に帰国して、最初のレースはシクロクロスミーティング第4戦飯山!飯山に来たのは数年前に行われた全日本選手権で勝って以来。台風19号の被害があり、開催が危ぶまれたけれど、開催するからぜひ来てほしいと連絡を頂き、行かないわけにはいかないと思い、参加させてもらいました。走りは少々情けないものになったけれど、コースのメリハリの良さ、キャンバーの使い方、など、改めて走っていておもしろいコースだなと思いました。そして、元気づけに!なんて言っときながら僕が大会を楽しませてもらいました。本大会に出場するのは急な予定変更だったため、スタッフも帯同できず、主催者様や関係者の皆様にご迷惑をおかけしてしまったけれど、レースは無事に最後まで走れました。一安心です。次のレースはマキノUCI2です。では、東洋フレームよりレースレポートを転載します。

@kasukabevisionfilmz

Ruddervoordeを経て、日本に帰国しました。本来なら帰国後の週末は関西シクロクロス富田林大会に参加予定でしたが、台風19号の被害のあった長野県飯山市でシクロクロスの大会が開かれ、飯山に元気を届けたいというスローガンのもと、飯山市に駆けつけました。

レース前日に長野市に宿泊し、レース当日は下道で飯山市に移動。たまたまアップルラインを通ったのですが、砂ぼこりが酷く、なんでだろう?と初めはわからなかったけれど、それが水害の痕だとわかるには少々時間を要し、改めてその被害の大きさに驚きました。何もできなかったけれど、それを知ることでまた大きく物事の捉え方が変わりました。

さて、レース会場に入り、朝一番の試走へ。エリートレース直前の昼の試走があったけれど、今回はスタッフの帯同がなかったし、もしレース直前にバイクを壊してレースができないということは避けたかったので、試走は朝のみにした。コースはキャンバーを織り交ぜた面白いコースレイアウト。以前、同会場で全日本選手権が開催された時は優勝させてもらえたので、そこまで苦手意識のない印象の良いサーキットだった。レース当日の朝は雨がパラついたため、コースは泥コンディションだった。とりあえずバイクをセットアップ。タイヤはベイビーライムスで空気圧は1.5Bar 。

試走後、バイクの洗車などを済ませ、レースに備える。朝方と打って変わって、お昼になるにつれて天気が良くなり、気温も上昇した。コースの泥は乾き、昼の試走の頃には朝方と全く違う状況になっていた。しかし、試走にはいかず、レースに備えた。

@kasukabevisionfilmz

レースはぎりぎり1列目に並ばせてもらえた。スタートし、みんなの走りについていく。コースがすごく忙しなく感じて少々あたふたした。6番手、7番手あたりで展開し、トップ選手2名が抜けだした追走をしていたがペースが上がり切らず、中盤にかけては4位で走行。その後、5位に落ち、数周走り、そのまま5位でゴール。

キャンバー区間 @kasukabevisionfilmz

ドライのコースのイメージがなかったので、乾いた路面に対するコースの使い方が甘かったなと感じた。あとはペースが掴み切れなかったこと、そして、身体も力が入りきらなかった。あまり良いレースだったと言えないけれど、久々に走らせてもらった飯山のコースは懐かしく、数年前の全日本選手権を思い出し、走っていて気持ちが高ぶった。

ランの時は身体が重く感じ、きつかった  @kasukabevisionfilmz

もっと良いレースがしたかっただけに少し残念だったけれど、飯山でシクロクロスレースを走らせてもらえてとても楽しかったです。そして、本大会に参加させていただき、どうもありがとうございました。

次戦は滋賀県マキノスキー場で開催されるマキノUCI2です。

1コメント

  • 1000 / 1000

  • cyclocross

    2019.11.15 16:51

    竹之内選手が飯山に来ていただけるなんて思っていなかったので、興奮しました。 真のシクロクロッサーの走りは、トップを走る選手とも違い、重厚感を感じました。 前田選手がいくら早くても、観客を魅了できるかはまた別の話だと僕は思っています。 竹之内選手のシクロクロスへの思い、走りは、国内シクロクロスの注目度を上げ、 とてつもなく重要な役割を果たされているとおもいます。 これからも熱い走りと、ヨーロッパを拠点とされるスタイルをできる限り 続けていただきたいと思います。 ピットから大声を上げて応援してました。 竹之内選手の走りにはこみあげてくるものがありました。 これからもお願いします。トップシクロクロッサーで あり続けてください。