2018 シクロクロス全日本選手権

何から書こう、、必死に走っているんだけど、パッとしない。身体が吹けない。帰国前のヨーロッパ遠征中にも度々感じていたけど、日本に帰国後はそれがより顕著に出ていた。全日本選手権に備えてある程度準備をしたけれど、それもうまくまとまらなかった。

レースは雪でコンディションが大きく変わったけれど、やることが変わったわけでもなく、レースはあるので、それに対して石垣社長やスタッフのみんなと話し合い、準備して最善を尽くしたし、チームワークはとれていた。ただ、レースをする僕が遅い。それだけの全日本選手権だったと思う。

今シーズンもヨーロッパで見たこと、聞いたこと、感じたこと、それらを踏まえ、覚悟して色んなトライをしているけれど、実際その場で育って生活して、血から違う人間と同じことをしてもなぁと度々思うようにもなりました。諦めとかではなく、アプローチをまた見直す必要があるなぁと。自転車に乗るということはほんとにむずかしいなぁと改めて感じます。ま、考えすぎなのかもだけど、速くなりたいし、模索は続きますね。

レース結果は5位、ランで脚が重く、ペースが上がり切らなかった。でも、多くの人に最後まで応援していただいて、とても嬉しかったです。どうもありがとうございました。

まだシーズンは続きます。ヨーロッパへ12月20日から1月末まで行きます。チャンピオンジャージで戻れなくて残念な気もするけれど、レース契約があるので、それらレースをすべてこなして戻ってきます。帰国後は桂川と柏原クロスに出る予定です。その他2月にレースはあるけれど、どこかお誘いあれば行ってもいいなぁとざっくり思ってますが、、、どうでしょ?

さて、レースレポートです。レースの展開もないので、そんなに長いレポートではないですが、どうぞ。

滋賀県マキノ町で開催された全日本選手権。

レース前日の試走では、少し雨がパラついていたものの、ドライタイヤで走った。レース会場が山間にあるため、天候が変わりやすく、レース当日の天気予報も予想しづらかった。天気によってコースのコンディションが大きく左右されるため、前日の試走はさらっと終えた。

レース当日は雪だった。そのための備えはある程度していたため、驚かなかったが、ただ、コースコンディションが気温と雪の降り方で左右されるためしっかりと判断しないといけないなと思った。

石垣社長と話し合い、タイヤは前後スリックのCHICANEで行くことにした。レース前の試走でタイヤをテストし、問題なさそうだった。乗車率を上げていきたかったので空気圧は1.4Barにした。

スタートは1列目。スタートは綺麗に決まり、1周目を終える。ラン区間で脚がとても重く、脚が前に進まなかった。先頭3人から遅れ、更に遅れ、単独6位で走行。周回を重ねるごとに雪が掃けてラインができ、コースの乗車率も上がり、1周のラップタイムも早くなっていく。しかし、それはどの選手においても同じ状況で前の3位争いのパックに追いつききれなかった。ラスト1周で順位をひとつ上げて5位でゴールした。

今年、またチャンピオンになれたら良かったけど、なれなかった。今、シクロクロスのシーズン中だけど、前回のUCIマキノからの2週間は内容のあるトレーニングを積み重ねれた。その効果は全日本選手権に対しては現れなかった。けれど、これから欧州遠征後半戦がある。またあの地で自分と毎日向き合いながらレースをするための準備を進めないといけない。シーズン最後までしっかり駆け抜けたい。



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