2014 Superprestige Gavere

Gavere。結果は33位のたくさん周回遅れ。毎年、このタイミングでは日本に帰国しているのでずっと出れなかったレースの一つ。映像でみていた限り、自分が克服したいと思っている要素がたくさんあるレース。天候も期待通りに悪く、降り続いた雨のおかげで泥。ラン。試走の時点で、まず、まっすぐ走れない。泥でほんとグリップしない。空気圧も下げに下げる。1barあったかな?くらい。それでようやくバイクを扱えた。サドルにポンってお尻を落とすとリム打ちするぐらい。そして、ベルギーの選手たちとのスピード差に打ちひしがれてた。まじか、と。でも、ピットでみんなメカニック色々話を各選手している。バイクのセッティングや状況の話し合いだろう。どんな話しているんやろ。って気になる。ぼくはとりあえず、バイクを扱うことに必死だった。試走の時点でみんなバイクを壊していた。ハンガーからディレーラーを持っていかれまくり。機材を壊さないためにも試走から毎周洗車。
レースはスタートして、各選手コケまくり。ハイ予定通り。なので、落ち着いて落車の選手を抜かして、いい位置で半周を終える。でも、そのあとのランで脚がガクガクで。そっからはバイクコントロールも怪しくなって、直線でも観客に突っ込む。下りでも毎回コケる。ハンドル曲がったし、なおす。チェーンが巻き込む。などなど。もう、毎周走るので必死だった。バイクは半周交代したいけど、バイクが二台体制なので一周交代。40分でレースを降ろされた。
試走後、バイクを扱いやすくするためにハンドルを下げた。これの時点でもう焦っていたし、もうてんやわんや。でも、このコースに挑めてよかった。こっちのレースはほんとコースを事前に走って頭に入れて、リズムを掴むのが大事だなと思う。一年目の初めて走るコースはいつも踊らされてる。二年目になるとイメージができてるからこなしやすい。こっちの選手はジュニア前からこっちのコースに慣れ親しんでる訳で。強けりゃいい話やけど、でも、身体が覚えていく。頭で掴んでいく。ひどい走りやったけど。でも、ここは来年も走る。また来年も泥のコンディションになって欲しい。
機材にはほんと助けられました。信頼度の高いバイクに乗せてもらって感謝です。ノートラブルです。多くの選手がリアディレーラーハンガーが持って行かれてディレーラーぷらぷら。チームメイトのパトリックは三回もげてました。どんだけ。機材の数をこっちで揃えられたらそんだけ壊れても気にしないけど、ぼくは異国の地で機材も満足になく、、の状態で同じバイクに乗っていたらこの数のレースを転戦できないです。ブレーキのワイヤーすらこっち来て無交換でスムーズな引きを変わらず維持、ベアリング類も同じく。毎レース最低三回以上の洗車、プラス、トレーニングで使用しています。これは驚異的だと。。。もちろん、細かい洗車を現地スタッフにしていただいてますが。今週末はコクサイデ、ワールドカップ。そしてレースの翌日にベルギーから日本へ。来週末は野辺山。コクサイデ、いい走りするねん。ぜったい。そのためにスリックを2セットわざわざ日本から持ってきた。2年前のコクサイデであった世界選手権は一瞬で足切り。2度目の正直、を、してきます。いつもの動画シリーズ第11弾。レースのフル動画はこちらからどうぞ。では。

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