2014 WorldCup Koksijde

おはようございます。昨日、無事に日本に帰国しました。今回は10月二週目から12レース。そのシメにコクサイデ、ワールドカップ。ワールドカップはやはり頑張りたいところ。国同士の戦いだし。
そして、2012年の世界選手権はこのコクサイデだった。初めて全日本チャンピオンにならせてもらったシーズンの締めくくりだったレース。調子も悪くなく、勢いよく走ったつもりだったけど、砂でのペース処理がうまくいかず、ミスを連発。ようやく、いい感じに落ち着いてきたと思ったら、周回遅れでレースを降ろされた。わざわざこのレースのためにナショナルチームとして来てくださっていたスタッフにどんな顔で会えばいいんやろ、って情けない思いをした。呆気なかったし、世界との差を改めて思い知った所。だから、この場にもう一度今回はチャレンジすることを選んだ。コクサイデに出場すれば、日本で行われる全日本を含め4回のUCIレースのうちのマキノが日程的に出れないことになる。日本で勝つことか、コクサイデのリベンジか。迷ったけど、コクサイデへの出場は諦めれなかった。
前置きが長くなりました。さて、レース。最近、スタートがうまく行ってなかったので今日はスタートに集中。そして、うまく決まっていい位置で第一コーナー。んじゃ、コーナー出口で前の選手が落車。ぼくは転けずにギリで止まれたけど、うしろから選手が突っ込んでくるし、再スタートに遅れ、べべ。でも、どうせ一周目はレース後方の僕らの位置は落車や担ぎで前と詰まる。焦らず、焦らず。砂は焦っちゃダメ。心が空回りするとそれが直接ミスに繋がる。そして、ぼくはすぐ焦ってミス連発する人間なので、今日は大丈夫って自分に言い聞かす。落ち着いて、1周目、2周目をこなす。はやる気持ちを抑え。でも、砂セクションでいい走りができてない。自分でわかっていた、遅いって。もっとできる自分がいる、その自分の頭にある走りのイメージを現実化させていく。流れに乗って。そしたら、おもしろいほどにペースに乗っていく。順位を上げて行く。
でも、遅かった、そのペースが始めからできていたら。-2laps。42位。あと4人前の選手からフルラップでゴール。完走目標でもないけど、このコースでその走りをしたかった。2012年のあのしょぼいレースを塗り替えたかった。悔しかったなぁ、今回は。走りも調子もよかった。スタートの遅れもあるけど、そっから挽回できない自分が情けないし、それを言い訳に使いたくない。あぁくやし!あぁよわ!来年も出る。トップ25入るねん。リザルトを見るとやっぱり、アメリカンは除いて、トップ30はいつもの選手。Bpostやスーパープレステージのトップ30。そこにコンスタントに入りたい。パワーズかっこよかたな。東京クロス以来、話す間柄にさせてもらってますが、気持ちの入ったレースをしていた、その彼の姿を足切りにあった自分がコース外から見る。ファイナルラップに入って行く選手たち。何が違う、どうすれば。もやもや。
最近はぼくの名前でベルギー人の観客から応援される。中国人って応援されることが少なくなった、みんなに自分を認知してもらってる。そりゃバカにもされるし、選手間でもアジア人ってなめられる部分もある。前までは悔しいって思ってた。そりゃいまも悔しいけど、なんか感覚としてはもっとバカにしてちょうだいって感じです。そのかわり、みとけよ、って。今週末は野辺山ですね。招待選手として参加させていただきます。会場に来られるみなさん、よろしくお願いします。動画シリーズ第12弾。レースのフル動画はこちらからどうぞ。では。

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