Kansai cup series Higashiomi

昨日は関西シクロクロス第6戦東近江ふれあい公園に参加させて頂きました。(ブログ内のレースの写真は、KeiTsujiさんより。)今年は関西シクロクロスシリーズに一度も出れない予定だったのですが、急きょスケジュール変更になり、出場させて頂きました。
会場では午前中に、毎回出展されてる飲食ブースのエスキーナさんで僕の欧州活動におけるチャリティーイベントを開催して頂きました。僕がカレーを売って、その収益を活動費に、というオーナーさんのご提案の基、せっせとカレーを販売させていただきました。が、ぼくは買ってくださる方々とお話に夢中で販売はエスキーナスタッフさんに任せきりでした。お釣りの計算もうまくできず、笑お店の方には苦笑いされつつ、、、みなさんとは楽しい時間にさせてもらいました。たくさんの方と握手をしてもらい、写真を撮ってもらい、ぼくのこと、こんなに多くの人に知ってもらい、応援してもらっているんだと心があったかい気持ちでいっぱいになりました。カレーを食べにお越しに来てくださった皆様、エスキーナ様、ありがとうございました。そのあとは東洋フレームさんのブースで、シクロクロスが好きな方々とお話させてもらい、ぼくのバイクについて、シクロクロスについて、僕のわかる、知ってる範囲でお話させてもらいました。で、気がつけばレース1時間前。せっせと用意し、いざレース。
レース出場が決まった数日前から相当な泥でない限りはフルスリックでレースしようと決めていた。と、いうのもまだバイクの扱いが下手だし、タイヤのノブで走ろうとするので、もっとタイヤの面でトラクションやグリップを稼ぐことを覚えないといけない。それで僕が負けるようなら僕はそれまでの選手。
で、いざ、スタート。木村選手の勢いがよく、抜いても抜き返してくれる。こっちもコーナー中のグリップをうまくコントロールしつつ走ったけど手応えが低い。下手な自分に憤慨しつつ、木村選手とステップセクションへ。得意なのでちょんちょんと飛んでいくと木村選手と差が開いた。そのあとも追ってきてたのでもう一度パックになりそうだったけど、じりじりと離れ出した。そこからは一人で独走体制へ。レース後半になると小人のちかちゃんがピットに入ってくれていたので、2回ほどバイク交換。レースをするからには本気で。と、いうのも、やっぱり関西シクロクロスが好きだから。僕の持ってるものを全てぶつけたい。ステップセクション。砂。コーナーワーク。コーナーとコーナーのつなぎ目。全て全力で。結果は一位。2位とは3分弱の差。
レースを見てくださってる方になにか感じてもらえるように。会場と一体になる、沸かせる、動かせる走りを。と、考えつつ走らせてもらいました。時々、おもしろい声援を送ってくれるひとがいたので、その時は思わず笑ってしまいましたが、それも関西シクロクロス。
同じC1の選手の皆さんも僕が周回遅れにするにも関わらず、進路を譲ってくれ、とても気をつかってくださって、ビックリでした。僕自身、できる限り皆さんのレースの邪魔をしないようにパッシングポイントや各パック間の距離を意識して走らせてもらってましたが、大丈夫だったかなと心配です。レースをし、関西シクロクロス会場にいさせてもらって、本当にいつも帰る場所があるんだよって言ってくれているようで、ぼくはいつも胸がいっぱいになります。ベルギーで走っていく、レースをしていく中で、いつもどこか葛藤し、自分の弱さに負け、自信を失い、でもそこから負けずに上を目指していく為の選択をしていく。ヨーロッパでは1人。でも、1人でいれるのもどこかに自分のことを応援し、支えてくれる人たちがいるから、帰る場所があるからだと改めて思いました。皆様、本当にありがとうございました。
関西はもちろん、日本から、たくさんの人に支えていただき、これからもがんばります。これからもよろしくお願いします。竹之内悠

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