2016 Nacht van Woerden UCI2

ワールドカップValkenburg大会後、ホテルBoskar内にある賃貸のお部屋に三日間タダで滞在させてもらってました。ランジットの仕事の都合とトラックの配車の問題、僕の負担軽減のためにホテル泊でした。Boskarは毎年お世話になっているホテル、今年の2月の世界選手権時もナショナルチームで滞在させてもらったところです。滞在させてもらってたのも、火曜日にあったNacht van Woerden のため。今年で4回目の参加。ナイトレースです。昔は夜22時ごろスタートだったけど、今は20:40スタート。幾分、健全になりました。今年はドライコンディション。所々、泥の箇所があったけど、まぁそれも大丈夫。
スタートリストを見て、トップ20は入れる!とスタッフは息巻いてたけど、僕はValkenburgの疲れと前日の飲みニケーションに付き合ったおかげで少しショボくれてました。ま、それもいいやら悪いやら、スタートしたら全開で頑張れました。1周目は14位通過。その後、フラフラでプロに抜かれていき、20位ほどのパックの6人のパックで落ち着く。この中に、イタリア人がいて、このイタリア人、去年のValkenburgで"FucknJap!"って言ってぼくをキャンバーで突き落とした人。
3-4周目ほどで脚元がもっとフラフラでシケインでつまづいて、コケる。シケインの隣にVIP席テントがあって、コケた勢いで柵を乗り越えてそのVIP席に落ちそうになる大失態。会場内では、「ゆーたけのうち、イントゥー、VIPルーム」のアナウンス。会場大爆笑。レース後、お前何してたんだってスタッフに笑われ、喉乾いてビールが欲しかったんだよって言い返すので精一杯。ま、それはさておき、
コケるまではパックの先頭で息巻いてたので、ダサダサな自分に腹立つ。とりあえず曲がったハンドルとシフターをある程度その場で直して、ピットに帰還。バイクチェンジ。
元いたパック、その後ろのパック、そして、僕。。元いたとこまでの差は20秒ほど?30秒ほど?コースは高速で幅は狭く、細かいコーナーが多いし、差を詰めるのは厳しいかなと思ったけどこの日はカラダが動いていたので、なんとしても結果が欲しかった。絶対に追いついてやると思って走り、数周で元いたパックにカムバックした。ヘトヘトやったけど、パックの雰囲気的に俺が1番速いなと思ったのでそのまま先頭に出て、5人のパックを分解。一人、イタリア人がついてきた、2人でラスト2周。去年の恨みは深い!ってことで今年は絶対に負けない!そして、力で勝つ!暴力反対!ってことで終始、先頭で踏み続けて、最後もイタリア人に競り勝てた。ゴール後、彼が頑張ったなって感じで握手を求めてきたので彼と握手をした。去年のは許さないけど、この握手はうれしかった。
気がついたらプロのパックまでもう一息のところまで来ていた。今年、調子の悪そうなNiels選手までも5秒。惜しい。
ま、結果はこの大会史上最高位の20位。ま、順位はその年の選手層によって変わるけど、、トップのLarsから3分半。JoeriAdamsまで1分。だいたい、三年前の元気な頃と同じ成績。長かった、、、故障続きに、コンディションの低下、ポテンシャルの低下。今も、カラダは3年前とは同じではないし、ケアも対策も必要。けど、このレースでの自分の走りは落車も含めて、嬉しかった。周りの景色の流れ、スピード感、久々だった。と、同時に課題が見えるのも事実。プロとパックで走った始めの2周、加速、コーナースピード、バイクの切り返し、全てが速い。どうやるの?目が追いつかない。練習しなくちゃね。この11日間で5レースの連戦期間の最後の最後で良い形にできてよかった。止まってた自分の時間がまた動き出しました。写真は、お子さんが産まれ、超忙しい中わざわざ2時間もかけて応援に来てくれたシマノ松井さんから頂戴しました!ありがとうございます!次は火曜日にDVV Trofeeコッペンベルククロス UCI1 です。Nacht van Woerdenのニュース映像があったのでどうぞ。

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