2017 Koppenbergcross コッペンベルグクロス

毎年、このレースは地元のサッカー少年たちや、顔見知りのロード選手たちが大声援でYu!Yu!Yu!Yu!とリズムよく応援してくれるレース。その声援に合わせてほかの観客のみんなも応援してくれるからすごい大歓声になる。あまりの声援に嫌でも頑張るしかなく、僕もその声援に対して走りで応えたいと毎年がむしゃらに走るレースです。今年はその声援に見合った走りができず、とても残念だった。腐ってもしょうがないし、必死に最後まで走ったけど、、、ま、今の自分の置かれている状況を考えれば仕方ない。観客のみんなに申し訳なかった。やっぱりいい走りで応えたい。試走中、5歳ほどのちっちゃい男の子が毎周回、僕が通るたびに片言で” Yu! Takenocccchi~!!”と声をかけてくれ、胸が熱くなった。このレース後、コーチとトレーニングする機会があり、一緒にトレーニングしているときに来年の話になった。「来年のレーススケジュールはもっとこうしてああして・・・・・・」と。その当たり前のようにしてくれた会話が僕に力を与えてくれた。コッペンベルグクロスのあとは本当に身体への負荷が大きく、ここ2年ぐらいは疲れが爆発して、肉離れを起こしていた。今年は疲労のコントロールが少し上手になり、なんとかこの一週間は有意義な時間にすることができている。次のレースは今週末にSuperPrestige Gavere。Gavereは僕の中では超きつい、苦手意識たっぷりなコース。もうどうやって自転車に乗るのってくらいのスリッピーな泥と登坂、下り、そしてラン。体調と患部の具合も悪くないので例年より少しいいレースにできるかなって思ってます。さて、ブログ本文です。東洋フレームブログから転載させてもらいます。ブログ下部にレース映像を埋め込んでます。ご覧ください。
スーパープレスティージュ第4戦後、中2日でコッペンベルグクロス。このレースは本当に特別でコースもだけど、観客が熱い。そして、毎年Yuコールが起こるレース。理由は定かではないけれど、とても有り難く、そしてその分のプレッシャーも感じ、なんとも歯がゆいレース。去年はギリギリ走り切れたレース、今年はどんなレースにできるか。
家からこのレースも近いので前日にコース試走に行った。クリート位置をRuddervoorde以前のシューズで走るとやはり患部の痛みがなくなり、かかとのホールド感が増していた。とても嬉しくてはしゃいで試走した。結果として、少し走り過ぎて、翌日のレースの時は患部が疲れていた。反省。クリート位置は元に戻した。Ruddervoordeでのトライもよかったけど、やはり怪我に合わすと悪い方向に流れてしまう、今まで通りの走りができるまでは我慢するしかない。逃げたらあかん、と思った。
コースはスタートして、有名な石畳コッペンベルグを下から上まで駆け上がる。その後も登坂の繰り返しで休むところはほぼない。例年以上に休みどころがないコースだった。Ruddervoordeで少しいい感覚を掴めていたのでこのレースでは期待していた。患部の具合もよかったのも関係していた。とりあえず、気分が良かった。さて、レース。スタートして激坂を一気に駆け上がる。そのスタートだけで体の余裕が全くなくなった。これはやばい、と思ったもののそのままずるずると後退。ペースを持ち直すことはなかった。
コース脇からのYuコールはコースのどこにでも起き、Yu Yu Yu Yu!!と応援してもらえた。有り難い。けど、それに対し、走りで応えれない。つらかった。
28位。マイナス4周。レースはすぐにおろされた。脚の使い方は悪くなかったけど、どうにも伸びない。かかとの具合も悪くはなかった。あとはまた身体を作っていく必要がある。ヨーロッパでの生活とレースに疲れが出てきてるけど、またトレーニングに力を入れ、今の状況の立て直しに全力を挙げていきたい。中継映像、ハイライトしかありませんでした。よく伝わらないですね。また探しておきます。

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