NachtVanWoerden UCI2 オランダナイトレース

例年、参加させて頂いているナイトレース。何度も言うけど、初めて行った時は一人で行って、主催者の立哨のおじさんにピットしてもらって、40分で足切りになって、レース後の夜中に一人で頑張ってベルギーに運転して帰ったのが思い出。ピットのおじさんなんてバイク交換でピットに入って目の前に来ても違う方向向いてるから、”Excuse me, Im coming~"なんて優しく言ってバイク交換した。いい思い出。

さて、今年は今年でランジットが仕事でいけないのでステファンって友人に頼んで一緒に行った。ステファンがトラック運転してくれるって聞いてたから軽い気持ちでレースに行こうと思ったら、悠が運転してって話になり、行きも帰りもトラック運転。片道230km。トラックだしゆっくり気を使いながらの運転。帰りは夜中、レース後でしんどいけど、自分のことだし目をギラギラさせてなんとか帰宅。甘い考えだったのに反省、、けど、運転してレースして帰るって一連の流れは本来の形だし、それはそれで楽しかった。

そして、このレースでは、キッズとのペアレースに招待された。Lars選手やDavid選手など、超人気有名選手の隣に僕。これに招待された時は、ペアになった選手が、僕なんかとペアは嫌だって泣きだすんじゃないかとドキドキしてた。こんなアジア人嫌だーそもそも誰やねんこいつって。。でも、実際はとても嬉しそうにキラキラした目で僕のことを迎え入れてくれ、ペアの子の家族も皆優しくしてくれた。そして、僕のペアの子も子供たちの中で一番遅くて、、たまたまだろうけど、なんかよくできてるなぁと思った。ペアレース後、ウェアを返してもらおうと思ったら、え、なんでって顔をされ、周りのプロ選手なんて余るほどウェア持ってるし、普通にあげていて、子供たちはほんとうにうれしそうで、、、僕だけ、子どもから取り上げるなんてカッコ悪くてできなくて、「いやいやうそだよー、あげるねー!」って言っちゃった。でも、その子の一生の思い出になるならしょうがない。。。チャンピオンシステムさん、またウェアよろしくお願いします。。。(^-^)w

そして、レース自体はトップから5分半遅れ。少し遅すぎた。。せめて、4分半ぐらいがよかった。順位は20位と見かけだけよいけど、、、レース中はトップ争いでもないのに僕の名前を何度も何度もコールしてくれた。走りでももっと期待に応えていきたいな。

今年は、完走率もよく、大きな怪我もしていなくて、順調にレースをこなせていてそれが何より。食事や生活など、毎年の失敗を色々と考えて工夫してきているので、こなれてきたかなと思う、更に今年は天気がいい。これも大きな要因。今週末からは気温も下がり、天気も下り坂。。ラスト2戦は泥のレースになりそうです。。。片付けめんどくさいのやだなー。

今回は前振りが長くなっちゃいました、それだけ楽しかったのです。さて、レースレポートです。

Woerden。招待を頂いてから根気よく出場させて頂いている。去年は怪我がどうしようもなく、キャンセルさせて頂いたが、今年は体調も良くなり、参加させて頂いた。

今年は事前に主催者から子どもたちとのペアレースへの参加をお願いされていた。どのようなことかよくわかっていなかったが、レース前の試走時間を使ってプロ選手と子どもがペアとなり、一周200mほどのコースをタッチ交代でレースをし、最後の一周は一緒に走ってゴールするというもの。ペアの子にはジャージを着せてあげ、ペアの証。

このペアレースは実際に実況も入れて、子どもたち主体で行われた。僕はこのペアレースに選ばれた理由はわからないけれど、その日のレースのトップ10に入るプロ選手に交じって僕も参加した。

僕で役が務まるのかと心配だったけれど、ペアの子とその親御さんにも喜んでもらえ、とても心が満たされた。主催者の方にもたくさんお礼を言われた。僕からしたら何が何だか。

さて、レース。コースはドライコンディションで、タイヤはまたもやCHICANE。このタイヤがあればもうそれでいいのではないかと思えてくる。

スタートは2列目に並ぶ。スタートしてすぐに細くなるのでスタートが重要だった。けれど、少し埋まり気味でスタートし、そのあとのターンでも後ろから突っ込まれてバイクがその選手と絡まり、復帰に数秒をロスした。その後の1周目はペースもうまく上がらず、ミスも目立った。

しかし、2周目でなんとかパックになり、気持ちを落ち着かせて、リズムを整える。そこからは2人‐3人のパックで常に展開。前の選手を順番に追い抜く展開。後半にかけてペースを掴み、順位を少しずつ上げながら、トップと5分34秒遅れの20位でゴール。

順位としては過去のNacht Van Woerdenの中では最高位。けれど、今回はプロの選手層が薄かったし、順位に対しては喜べない。タイム差も4分半ぐらいでゴールしておきたかったと思う。

帰国まであと2レース。今週から気温がぐっと下がり、天気も下り坂。あと2戦、集中してこの遠征を終えたい。

ステファンと僕。

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